文福茶釜
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どんな伝承か
吾妻郡のほうの話として語られる。あるお寺で和尚が小僧に茶釜を洗ってこいと言いつけた。小僧が磨いていると茶釜が「小僧、小僧、そっそとみがけ」と口をきいたので、小僧は驚いて和尚に告げた。和尚はそんな茶釜では仕方がないと言い、来合わせた古金屋に売ってしまった。すると古金屋の店では毎晩にぎやかな音がする。主人が問うと茶釜は、店へ出せば踊りも綱渡りもしてみせると答えた。言うとおりにすると、茶釜は片手に扇、片手に傘を持って綱渡りをしてみせ、見物人が銭を投げて古金屋は大尽になったという。館林の茂林寺の茶釜は吾妻から流れて行ったのだと語られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第4巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全89話(栃木・群馬・茨城=北関東)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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みなかみ町の伝承
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