トップ > 三重県の伝承 > 志摩市

九人の海女が消えた麦崎の竜宮井戸

所在地三重県志摩市志摩町片田(竜宮井戸)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第9巻

どんな伝承か

片田の麦崎の南方の海中に竜宮井戸があり、今でも付近では決して潜き作業をしない。昔、この付近で潜き作業をしていた九人の海女は一人も帰らず、村人はおそらく竜宮に連れて行かれたのだろうと言った。以来その日を命日として旧六月十三日を海女忌と称え、海女はことごとく海の作業を休み、小さい桶九箇に白米三合三勺で造った白餅を一重二個ずつ入れて、竜宮井戸の対岸、麦崎の直下の竜宮ばっちへ供えに行くという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第9巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第9巻』は、日本伝説大系編集委員会が編んだ伝説資料集の一巻である。三重・奈良・和歌山・大阪の各地に伝わる伝説を、三輪山・安珍清姫・弘法清水・油掛け地蔵など百余りの話型ごとに集める。各話型は例話を冒頭に据えて『日本伝説名彙』などとの対応を示し、〔類話〕に伝承地と出典つきの梗概を並べ、〔文献〕に近世以前の史料の原文を添えて補う構成をとる。

種別から探す

竜宮海女見るな片目失踪供物

志摩市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第9巻』の伝承