トップ > 三重県の伝承 > 四日市市

千手観音を祀る垂坂の天台古刹

所在地三重県四日市市垂坂町(垂坂観音寺)
年代伝承(口承)
登場慈覚大師、良源、船木兵部少輔躬恒、元三大師、本尊の作者・開山、開山の高弟、創建の施主、奥院の木像を彫った僧
出典日本伝説大系 第9巻

どんな伝承か

天台宗で、本尊は千手観音、慈覚大師の作と伝える。開山は慈覚大師の高弟良源和尚である。本願の施主は船木兵部少輔躬恒で、資財を捨てて創建したという。昔は諸堂が高くそびえていたが、永禄年中の兵火で焼け落ち、跡形もなくなった。境内には薬師堂があり、奥院には元三大師が自ら彫った木像を安置する。近隣の村々から常に参詣人が多い。本堂は伊勢順礼第二十四番にあたる。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第9巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第9巻』は、日本伝説大系編集委員会が編んだ伝説資料集の一巻である。三重・奈良・和歌山・大阪の各地に伝わる伝説を、三輪山・安珍清姫・弘法清水・油掛け地蔵など百余りの話型ごとに集める。各話型は例話を冒頭に据えて『日本伝説名彙』などとの対応を示し、〔類話〕に伝承地と出典つきの梗概を並べ、〔文献〕に近世以前の史料の原文を添えて補う構成をとる。

種別から探す

元三大師薬師堂

四日市市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第9巻』の伝承