トップ > 山口県の伝承 > 周南市

鉦を鳴らして歩く七人のみさき

所在地山口県周南市
年代伝承(口承)
登場七人のみさき
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

むかし徳山では、日が暮れるとどこからともなく七人のみさきが現れたという。七人のみさきとは七人の坊さんのことで、黒い衣を着て一列に並び、鉦をチーンチーンと鳴らしながら足早に歩いてくるとされた。見た者は死ぬ、女子どもをさらうと恐れられ、女や子どもは日が暮れる前に家へ戻った。どうしても外を歩かねばならない時は、親指を手のひらで握りしめて行くとよいと言われていた。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第10巻』は、全国の伝説を型ごとに分けて集めた叢書の一巻である。岡山・広島・山口の三県を伝承地とし、蘇民将来、吉備津彦と温羅、厚狭の寝太郎、化け猫、河童駒引き、夜泣き石、姥棄て山などの伝説を、聞き書きや市町村誌、民話集から採って収める。「文化叙事伝説」と「自然説明伝説」の部に分けて番号順に並べ、各話には伝承地と本文のあとに〔類話〕と近世の地誌などを引く〔文献〕を添える。

種別から探す

七人みさき怨霊俗信怪異

周南市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第10巻』の伝承