鷹が霊地を告げた隼鷹天神
どんな伝承か
昔、この浦には椎の林があり、毎日一羽の鷹が飛んで来ては木に宿っていた。あるとき鷹は村の翁に向かって、ここは霊地であるから天神を祀れと告げたという。そこで人々は小さな社を建て、隼鷹天神と名づけた。享保五年のことである。境内の椎の木やばへの木は、その鷹がくわえて来た種から育ったものといわれ、枝葉を取ることは禁じられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。