丹後局が建てた大里の来迎寺
どんな伝承か
大里村に弥陀山来迎寺がある。地頭仮屋から辰の方角へ三十町ほどの所にあり、初め丹後局が建立した四か寺のうちの一つだと伝える。その後は代々市来家の菩提寺であったが、市来氏が没落してついに廃寺となった。三尺ほどの自然石が今も残っている。来迎寺は今の来迎寺の地であり、引接寺は廃絶して寺跡さえ分からなくなったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。