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盗賊を寄せつけぬ林松寺の不動

所在地愛知県西尾市室町(林松寺)
年代明治初年
登場盗賊
出典愛知県伝説集

どんな伝承か

幡豆郡室場村の室にある林松寺には白檀の不動明王がある。霊験あらたかで、とりわけ盗賊よけとして名高い。泥棒がこの寺に入ろうとするとたちまち足がすくみ体が固まってしまうので、この寺にはまだ一度も盗賊が入ったことがないという。明治の初め、一人の盗賊が寺に忍び込もうとしたがどうしても入れず、仕方なく別の家に押し入ったところ、すぐに捕まって重罪に処されたという話が残る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

愛知県伝説集(福田祥男・1961年(昭和36年))

『愛知県伝説集』は、福田祥男が昭和三十六年に著した愛知県の伝説集である。尾張・三河の山や海、淵や池、地蔵と観音、石や塚、城跡、地名、動物と変化、植物、祟りと怨霊などにまつわる言い伝えを、原型に忠実に再現することをめざして平易な文で語り直し、話の末に郡市名を添える。山の伝説から其の他の伝説まで十五の部に分け、あとがきでは前年に出した『愛知県伝説集・虹と黒潮』を全面的に改稿し増補したと記す。

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