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大水の時に舟で逃れた舟着山

所在地愛知県新城市舟着(舟着山)
年代伝承
登場鳥居強右衛門
出典愛知県伝説集

どんな伝承か

愛知県新城市(旧八名郡舟着村)のほぼ中央にそびえる舟着山は、標高四二七メートル。昔、このあたりに大水が出て一面泥海となったとき、村人たちがノアの箱船よろしく舟でこの山へ乗りつけて難を逃れたことから、フナッケと読むのが正しいのだという。また長篠合戦の折、長篠城を死守する味方に援軍の到来を知らせる狼煙を、鳥居強右衛門がこの山の中腹であげたとも伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

愛知県伝説集(福田祥男・1961年(昭和36年))

『愛知県伝説集』は、福田祥男が昭和三十六年に著した愛知県の伝説集である。尾張・三河の山や海、淵や池、地蔵と観音、石や塚、城跡、地名、動物と変化、植物、祟りと怨霊などにまつわる言い伝えを、原型に忠実に再現することをめざして平易な文で語り直し、話の末に郡市名を添える。山の伝説から其の他の伝説まで十五の部に分け、あとがきでは前年に出した『愛知県伝説集・虹と黒潮』を全面的に改稿し増補したと記す。

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