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山の神の日の禁を破った父子

所在地山梨県韮崎市山口(山の神)
年代伝承
登場佐藤八郎、話者・体験者
出典韮崎市の民話伝説

どんな伝承か

山の神の祭は三月十七日で、この日は山仕事に入らないことになっている。語り手が十歳ぐらいのとき、その禁を犯して父親と馬に乗って山仕事に出かけたところ、帰り道で木の根につまずいて父親は馬から投げ出され、肋骨を折った。父は「悪いことをした。お天狗さんのたたりである」と言った。語り手は今でもそれが本当のような気がするという。この地方では山の神をお天狗さんと普通いっている。旭町山口に伝わる話で、話者は佐藤八郎。

原典より

旭町山口にある山の神は毎年三月十七日がお祭りであったが、他の部落が四月三日に氏神の祭りをやるのでその四月三日に一緒にすることとした。—— 韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年))

『韮崎市の民話伝説』は、韮崎市教育委員会が昭和四十二年に発行した民話・伝説集である。韮崎・円野・中田・穴山・藤井・神山・穂坂・清哲・旭・大草・竜岡の十一町で民俗資料調査員が集めた百六十八話を収め、武田信玄・勝頼や鎮西八郎為朝、弘法大師の話、山の神のたたりや化かされた話などに話者名や『裏見寒話』などの出典を添える。巻頭に昔話と伝説の解説を置き、本文を木・石・水・塚・坂峠・山・谷沢・屋敷跡城址・祠堂・その他の十部に分ける。

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