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将門の首をめぐる怪異譚

所在地東京都千代田区大手町(将門首塚)
年代平安中期、将門の首入京は天慶三年(九四〇)四月以降の伝承〜中世
登場平将門、俵藤太、藤原秀郷、桔梗の前、藤六左近、滝沢馬琴、伍子胥、眉間尺
出典将門伝説——民衆の心に生きる英雄
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どんな伝承か

鋼鉄身で七人の影武者を従える超人将門が、こめかみだけ生身という弱点を愛妾桔梗の裏切りで秀郷に知られ討たれた伝承を論じる。獄門に懸けた将門の首が夜ごと光を放ち身を返せと叫び、藤六左近の狂歌『将門は米かみよりぞ切られける俵藤太がはかりごとにて』を聞いて笑って死んだという首の怪異譚と、伍子胥・眉間尺の故事を原型とする説を考証。首が東国へ飛び帰り射落とされ/落下して祀られた各地の首塚(熱田・御頭神社・滋賀・鳥越・千代田の首塚・鶏足寺の三足鶏伝承)を記す。

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出典の文献について

将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・(平将門伝説の研究書))

梶原正昭・矢代和夫『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』を、論考の節単位で全67事例として収録した研究書(地域伝説集ではない)。平安中期の平将門(承平天慶の乱)をめぐる伝説を、英雄の死と伝説の誕生(冥界・調伏・怨霊・首の怪異・七人の影武者・妙見信仰・石化)、落人たちの運命(将軍太郎良門・如蔵尼の堕地獄と救済・滝夜叉姫・桔梗塚の寵妃・後裔と将門遺跡)、将門伝説の展開(馬の文化・関東一円の分布圏・文芸化・首塚の祟りと再評価)として論じる。

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