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愛馬を弔う馬頭観世音の石塔

所在地東京都練馬区大泉学園町(馬頭観世音石塔)
年代天保十一年(1840)
登場加藤惣兵衛
出典武蔵の伝説

どんな伝承か

練馬区大泉学園町の道端に「馬頭観世音」と刻んだ石塔が立ち、天保十一庚子年九月、加藤惣兵衛建之の銘がある。小博村の農民惣兵衛は牛込の武家屋敷へ下肥を取りに行った折、主人に言いつけられて大きな庭石を持ち上げた。その石をもらい受け馬の背に載せて運ばせたが、馬は重さに耐えかね、家の近くまで来て死んでしまう。惣兵衛が愛馬の冥福を祈って建てたのがこの石塔だと『練馬区史』は伝える。

原典より

練馬区大泉学園町の道端に、「馬頭観世音」の石塔があって、「天保十一庚子年九月、加藤惣兵衛建之」と彫られている。—— 武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年))

『武蔵の伝説』は、大島建彦と渡辺千佳子が昭和五十一年に著した伝説集である。埼玉県・東京都と神奈川県の一部にあたる旧武蔵国の伝説を、地誌・紀行・社寺縁起・区市史や『埼玉県伝説集成』などの文献と土地の口碑から集め、項目ごとに出典を添える。『日本伝説名彙』の六部門に家・村と祭礼・行事を加えた八部に分け、巻頭の「はじめに」で伝説の分類の方法を論じている。

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