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椋の空洞に湧く妙覚寺の眼病の霊水

所在地埼玉県比企郡ときがわ町大字桃木(妙覚寺)
年代伝承
登場—
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 上

どんな伝承か

都幾川の桃の木にある妙覚寺の境内には、焼き物の薬師像が祀られている。その薬師のそばに椋の大木が立っており、地上から二尺ほどのところに空洞がある。空洞の中からは冷たい水が湧き出していて、目を病む人がこの水で目を洗うと、必ず霊験があると伝えられている。『新編武蔵風土記稿』巻一九二二に記された、椋の御神水の伝えである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成――分類と解説 上』は、韮塚一三郎が埼玉県内の伝説を類型ごとに集めて編んだ伝説集の上巻である。片目の魚、化かす狐や狸、松・杉などの樹木、石や岩、ダイダラ坊と山、清水・渕・池・井戸にまつわる県内各地の伝説を、郷土誌や地誌、『埼玉史談』などの文献と、地元の資料提供者や話者の報告から採って収める。各話に所在地と出典を添え、話型ごとに〈解説〉を置いて全国の類例と信仰の背景を論じ、[参考]文献を挙げる。

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