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干ばつの年だけの雨ごい石田楽

所在地福岡県北九州市小倉南区上石田(綿津見神社)
年代伝承
登場申し立ての少年ら二五人
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

上石田の綿津見神社(竜王社)と下石田の六社大神社(明神社)の境内では、雨ごいの石田楽が舞われる。県の無形民俗文化財だが毎年の行事ではなく、ひどい干ばつの年に限って二日だけ演じられる。その年の申し立てを出した集落の社から先に舞い、申し立て役の少年は両集落が代わる代わる出す。舞い手は申し立て一人のほか杖使い二人、笛四人、鉦四人、団扇二人、頭楽を含む太鼓打ち十二人の二十五人。装束は道原楽とほぼ変わらないが、太鼓打ちが背負う赤地の小幟には仰神威祈雨と墨で書かれる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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