井手浦・道原の檀家寺と統合
どんな伝承か
小倉南区井手浦では西円寺(浄土宗)、道原では正福寺と小倉北区の浄念寺、北方では永万寺(いずれも真宗)の檀家が多い。正福寺では隣組ごとに門徒総代とその補佐の世話人が一人ずつ、合わせて一〇人の役員が置かれ、五人の総代の互選で責任役員一人を決めている。道原の浄念寺は昭和四十九年(一九七四)に小倉北区の浄念寺へ統合され、現在は飛び地境内として本尊だけが安置されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。