千葉笑い
どんな伝承か
毎年決まった日(大晦日の夜とも)に人々が覆面して千葉寺に集まり、奉行や庄屋から子弟に至るまでの善悪や不行跡を大声でぶちまけて笑い合った。ここで笑われるのを恐れて皆が日頃の行いを慎んだという奇習。
原典より
千葉に住む人々は、毎年、日を決め(大晦日の夜という伝えもある)覆面して千葉寺に集り奉行・頭人・庄屋・年寄などのよい点や悪い点、それから子弟の不幸や友達づきあいの悪いことなどを大声でぶちまけて話し合った。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。五十余りの短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。