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15. 一匹のいわし

所在地大分県臼杵市(天面山城)
登場柴田遠江入道紹安、島津義久、帆足市弥太、星河城・天面山城の城主(島津方へ内通後に翻意)、敵将(薩摩の大名)、紹安の家臣
出典大分県の民話 第2集
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どんな伝承か

天正十四年、島津軍の豊後侵攻に際し大友宗麟の家臣柴田遠江入道紹安は敵将島津義久に内通し、星河城と天面山城に立てこもった。しかし妻子の籠る星河城が攻め落とされたことを知った紹安は後悔し、大友方に通報して島津軍を迎え撃つ準備を始めた。籠城中、水が尽きていたにもかかわらず紹安は馬の足を米で洗わせて水が豊富にあるよう見せかけ、島津方を欺いて撤退させることに成功した。その夜の祝宴で紹安はいわしを兵に一匹ずつ分け与えたが、身分の低い足軽一人にだけ行き渡らず、そのことが後の因縁を生むことになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

大分県の民話 第2集(土屋北彦・大分県の民話・昭和期(推定))

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