オーサキドウカ(その十二)
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どんな伝承か
畑仕事帰りの娘が三本辻で年寄りのオーサキに憑かれ、腰を曲げて掛け声をかけながら歩くようになった。家人が油揚げを供えて三本辻まで送ると狐は別れを惜しんで涙を流したといい、そこに泣き別れという地名が付いたと伝える。
原典より
昔、十八歳になる美しい娘が、ある日の夕方畑仕事の帰り、下浅見の中畑の三本辻で年寄りのオーサキに憑かれ、娘は腰を曲げて「ヨッコラショ、ヨッコラショ」といいながら、歩くようになった。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。
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