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袋中が訪ねた若狭殿の妻

所在地沖縄県那覇市
年代約三百五十年前(袋中当時)
登場若狭殿の若い妻
出典定本柳田国男集 第1巻
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どんな伝承か

袋中上人の『琉球神道記』に載る、海から戻った若い妻の話。ある女が姿を隠して三十二年目に、海から戻って来た。あまりに若く見えるので夫までが初めは信じなかったが、女は、自分はただ二三日、野原で遊んでいたばかりで年を取るわけがないと言い、閨中のみそかごとまで語り出したので、もう疑うことができなくなったという。よほど有名な古い話で、那覇の港に接した若狭町の若狭殿というのがその家であった。袋中自らもその六代目の子孫を訪ねてみたと記しており、それが既に三百五十年の昔だという。竜宮(ニルヤ)にまつわる浦島型の伝説である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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