神女、与那原の沖に天降る
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どんな伝承か
英雄の郷里は必ず多事であり、佐敷や大里の山々でも幾度か矢叫びと鬨の声が山彦を呼んだ。その間には巫女の最も霊なるものが夢から覚めて神異を語り、あるいは遠い国から小舟に乗って還って来た。世が治まって人の信仰がやや平凡に流れようとすると、たちまち神女は与那原の沖に天降り、薄紅の狭霧に包まれて入江の水に浴したという。歴史はこれほどまでに単調を憎んだが、今見るものはただの林と海と砂浜のほかに何もない、と著者は記す。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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与那原町の伝承
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