トップ > 新潟県の伝承 > 佐渡市

赤い玉石を産する赤玉の村

所在地新潟県佐渡市赤玉
年代不明(大正頃見聞)
登場浜尾源一、市橋富士太郎、菊地幸蔵、山本紋十郎、臼杵音蔵、赤玉村の島道者
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

外海府一見の旅に上ると、南浜の赤玉村から来た島道者五人、浜尾源一・市橋富士太郎・菊地幸蔵・山本紋十郎・臼杵音蔵が進んで荷物を引き受けてくれ、たちまち別懇の間柄になった。互いに苗字を呼び合っているのが面白い。赤玉は今は岩首村の一大字で、古来赤玉を産するのでこの名がある。古いものは瑪瑙のような品がある。今もその石の屑を万年青の鉢などに入れるため、一升何ほどという値で売るそうである。越後と向き合った農主漁従の村で、水津から近く、五十戸ほどの家数であるという。

原典より

赤玉は今岩首村の一大字で、古來赤玉を産する故に此名がある。—— 定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第2巻』は、柳田国男の紀行と旅の随筆を収めた著作集の一巻である。昭和三年一月の自序に続く「雪国の春」や菅江真澄の日記を読み解く文をはじめ、東北の村々の正月、火と炭、浜の暮らしの見聞、「秋風帖」「東国古道記」、昭和十五年十一月の自序を持つ「豆の葉と太陽」などの紀行を並べる。峠や古道、佐渡・五箇山・熊野などの土地を、住む人の暮らしと信仰から見ようとする文が多い。

種別から探す

赤玉石瑪瑙島道者島巡り

佐渡市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『定本柳田国男集 第2巻』の伝承