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みたらしの木に下げた疫神送りの藁苞

所在地静岡県富士宮市宮町(富士山本宮浅間大社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典定本柳田国男集 第3巻

どんな伝承か

明治四十三年五月二十二日、柳田国男は山中笑翁の馬車に同乗して吉原から大宮へ行き、官幣大社に参拝した。境内には清らかな泉が湧き出し、その流れはそのまま川になる。富士の火山がつくった地下水である。社内のみたらしの辺りの木には、小さな藁苞がたくさん下げてある所があった。柳田は、これも吉原の塞の神の枝に吊るしたサンダワラと同じく、疫神を送るためのものだろうと考えた。

原典より

大宮の社内のみたらしの辺の木にも、小さき藁苞をアまた下げたる所あり。—— 定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第3巻』は、柳田国男の紀行・日記・随筆を集めた著作集の一巻である。相模・武蔵の村々を歩いた「水曜手帖」、昭和二十三年八月の自序を持つ「北国紀行」、明治四十三年の「五十年前の伊豆日記」、国際聯盟の委任統治委員会に勤めた大正十一年の「瑞西日記」と「ジュネーブの思ひ出 その他」を収める。後半の「菅江真澄」は昭和十七年二月の序を付け、真澄の著述と旅の跡を年を追ってたどり、写真解説を添える。

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藁苞

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