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津軽の川に増えた新参の鯰

所在地青森県青森市
年代昭和初期(二十数年前を回顧)
登場青森の川口氏
出典定本柳田国男集 第3巻
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どんな伝承か

魚は人の手で思いのほか広く分布したと柳田国男は述べる。羽後の湯沢辺では高い峠を越えて一関方面から毎年金魚の子が入り、その代わりに太平洋岸へは鯉の子が多く行くという。秋田領では鯉も金魚のように新参で文化頃から多くなったといい、鯰は鯉よりさらに一段と遅れて来た。矢立を北へ越えて津軽の平野に下ると鯰の移住はさらに近年のことで、青森の川口君は二十何年前には鯰は確かにいなかったのに、今では津軽の川々で鯰を見ない所はないと語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第3巻』を全158話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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