風惡鬼退治
どんな伝承か
布施村の宿の部落では、正月の節、晦日の夜になると里人が群れ集まり、竹や木などの武器を持って、鬼の面を装った者を追い立て、銅鑼を鳴らしながら門から門へと駆けめぐり、悪鬼を退治するという。『房総志料』は、これを恐らく追儺の古俗が遺ったものであろうと記している。
原典より
正月の節、宿の部落に、晦日の夜になると、里人群れ集まり、竹・木などの武器を持つて、鬼の面を装つた者を追い立て、銅鑼を鳴らし、門から門へと駆け、悪鬼を退治するといふのは、恐らく追儺の古俗の遺風であらうといふ。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。