流山の味淋
どんな伝承か
流山の味淋は、もと摂津国伊丹から伝えられたものであると言われる。さかのぼること百五十余年、明和・安永の頃、今の秋元家、すなわち六代目秋元三左衛門の先祖が初めて醸造したものが流山の味淋である。その名が天下に冠たるものとなったのは文化・文政に至ってからで、白味淋を醸造した堀切家、すなわち五代目堀切紋次郎の先祖と、秋元家の先祖とが、ともに常に苦心し、互いに品質改良の上に努力を重ねた結果であると言われている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。