背に刃の痕が残る鯖地蔵
どんな伝承か
妻と間男に謀られて沖の瀬に置き去りにされた男が、寄ってきた鯖の背に刃を突き立て、それにつかまって陸まで渡り、助かった。翌朝、鯖から滴った血の跡をたどっていくと、道はある地蔵堂に行き着き、その地蔵の背に刃の痕が残っていたという。同じ話は鱶地蔵としても語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。