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渡し守が祀った義興の地蔵

所在地東京都大田区(頓兵衛地蔵尊)
年代昭和
登場新田義興、頓兵衛、竹沢良衛、江戸孝重、謀殺された武将、矢口の渡し守、暗殺を命じられた者
出典心霊大全

どんな伝承か

多摩川に架かる丸子橋の近くに、新田義興の亡霊を鎮めるため、矢口の渡し守だった頓兵衛が祀ったと伝わる地蔵がある。新田義貞の子である義興は猛将として知られ、足利尊氏の命を受けた竹沢良衛と江戸孝重に狙われた。差し向けられた女は義興に情が移って暗殺を拒み、斬り捨てられる。二人は水に弱い義興を渡し舟に乗せ、買収した頓兵衛が舟底の栓を抜いて沈めた。謀られたと悟った義興は自刃する。恩賞を受けた帰り道、白馬にまたがり髪を振り乱した義興の亡霊が現れ、逃げた二人は落馬して死んだ。恐れた頓兵衛が地蔵を祀ったという。

原典より

多摩川にかかる丸子橋の近くに、謀殺された鎌倉時代の武将、新田義興の亡霊の怒りを鎮めるため、矢口の渡し守だった頓兵衛が祀ったといわれている地蔵がある。—— 心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

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