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須久手の井手に何十匹もすむ河童

所在地熊本県玉名郡南関町大字細永須久手
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

南関町の大字細永字須久手という集落の下手に、田に水を引くための井手があった。子どもが泳ぐこともできないほど小さな水溜まりだったのに、河童が何十匹いるかわからないといわれ、五十を越した年配の村人なら誰でも見ているという。田の水が落ちてその小川からも水がなくなるころには、河童は山へ上っていくのだろうと村人は話していた。

原典より

わしはこの目で何べんも見たんじゃ。—— 現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。

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