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洲藻

所在地長崎県対馬市洲藻
年代昭和十三年
登場俵氏、鈴木棠三、話者・体験者、採録者(対馬神道記)
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし
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どんな伝承か

長崎県下県郡雞知村の洲藻に伝わる、俵家の主人の話。二十年ほど前、洲藻の某という男が雞知からの帰り途でガーッパに騙されたという噂が立った。ある日、俵氏が雞知の町はずれでその男に出会い、日が暮れて一人では帰れないというので同行した。雞知砲兵聯隊の火薬庫の前、川沿いの道にさしかかると、男は「出ました」と叫んで川へ半身を乗り出して倒れる。三、四度繰り返し、ついに頭も胸も水に突っ込んで倒れた。営門に救援を頼み引き起こすと、土産に持たせた鯨肉が一切れしか残っていなかったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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