トップ栃木県の伝承宇都宮市

明治22年12月20日の下野新聞に掲載された

所在地栃木県宇都宮市
年代明治二二年
登場木立英世、回答者
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

明治二二年一二月二〇日付の「下野新聞」に掲載された話。栃木県宇都宮市の停車場付近で、毎夜のように南あるいは北から汽車の進行するような音が聞こえるという評判があった。ある社員が深夜自宅で暖をとっていると、庭先で轟々たる音が三度ほど響いたが、家族はその時刻に汽車が発する道理はなく、噂の狸の仕業ではないかと身震いしあった。ある理学者はこれを昼間の車の音が鬱積し電気の作用によるものではないかと評したという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)

松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

話例・2 汽笛の音(船や汽車)・汽車の幻影

宇都宮市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 11 狸・むじな』の伝承