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長尾郁子の宇都宮大火予言

所在地栃木県宇都宮市
年代明治期(丸亀赴任前)
登場長尾郁子、夫は判事長尾与吉、福来友吉、心霊研究者・調査者
出典新霊交思想の研究――新スピリチュアリズム・心霊研究・超心理学の系譜

どんな伝承か

栃木県宇都宮市に住んでいたころ、判事長尾与吉の夫人郁子は、近く大火があるという予感が胸に浮かび、家族にそのことを話して警戒するよう促した。まもなく近所のホテルから出火し、宇都宮の大半が焼け、長尾家も全焼した。この予言が的中して以来、郁子はますますさまざまな出来事を言い当てるようになったという。後年、心理学者福来友吉が郁子の透視能力を実験研究の対象とし、丸亀での念写実験へとつながっていった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新霊交思想の研究――新スピリチュアリズム・心霊研究・超心理学の系譜(田中千代松・田中千代松・心霊研究)

『新霊交思想の研究――新スピリチュアリズム・心霊研究・超心理学の系譜』は、田中千代松が著した思想史の研究書である。死者の霊との交信を説く新スピリチュアリズムと、そこから生まれた心霊研究、さらに超心理学までの系譜を、社会思想史の観点から科学と宗教の闘争史としてたどる。全七章と結語から成り、欧米での勃興、SPRとASPR、マルクス主義からの攻撃、井上円了と福来友吉、ラインの実験と超心理学の限界を順に論じる。

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