トップ > 東京都の伝承 > 練馬区

写真に写った竹矢来と立て札

所在地東京都練馬区豊玉北
年代現代
登場市川能里、文・回答者・体験者
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

昭和五十年、語り手が小学二、三年の頃のことである。学校で作る壁新聞の取材で近所の神社へ出かけ、フィルムが余ったので、みなで撮ろうと近くの静かな道へ出た。墓こそあったが昼間のことで、薄がきれいな時季でもあり、何気なく三、四枚を撮って帰った。撮影に加わったのは四人、写ったのは三人で、墓は写り込む位置になかった。ところが現像した一枚に、竹矢来のようなものが一面に写り込んでいた。しかも立て札まで写っており、そこには「ここより入るべからず」とはっきり読める字が書かれていたという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

種別から探す

壁新聞の取材

練馬区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』の伝承