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夢に見た浜辺に流れ着いた死体

所在地山形県飽海郡遊佐町菅里十里塚
年代現代
登場鳥海宗晴
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

山形県飽海郡遊佐町での話。昭和五十年の夏、遊佐幼稚園の夏期保育で、八月二十四日と二十五日に町内の十里塚部落公民館で年長組の一泊二日の夏期訓練を行った。その頃、町から少し遠い余目町の女性が野良に出たまま行方不明になり、最上川に投身したのではという記事が地方紙に出ていた。十里塚の海はよく死体が上がる所だと聞いていた語り手は、出かける前の晩、子供たちと遊ぶ海に死体がある夢を見た。当日、海辺を貝拾いに歩いていると、波打ち際に人形が打ち寄せられているのを子供が見つけ、棒でつついた。それが死体だった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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