宝乗寺の乳房のような気根の銀杏
どんな伝承か
新宮村の宝乗寺にあるお葉つき銀杏は、周囲九二〇センチ、高さ二五メートルの巨木で、気根が乳房のような形に長く垂れ下がっている。そのため、子宝に恵まれない者が願をかけると必ず子が授かるといわれてきた。近ごろになって、願をかけたところ乳が出るようになったという人が相次ぎ、その評判が口づてに広がって、参拝する者が二、三年のうちに急に増えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)