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依田信蕃が北条氏直を退けた小倉城

所在地長野県佐久市春日岩下(小倉城)
年代伝承(口承)
登場依田信蕃、北条氏直、織田信長、望月の領主、攻め寄せた敵将、武田氏を滅ぼした武将
出典望月町誌 第2巻 (民俗編)

どんな伝承か

小倉城は岩下の南に構えられた山城である。天正のころ、主家の武田氏が織田信長に滅ぼされると、依田信蕃は追っ手を逃れて遠州に潜み、妻子や一族、家臣をこの城にかくまったという。信長の死後に望月へ戻った信蕃は、この城を拠点に攻め込んできた北条氏直と戦い、ついに退けたと伝わる。近くの勝負沢という地名は、その戦いの場の名残だろうとされる。城の周りには茨小屋岩屋・産の岩屋・小倉岩屋などの岩窟があり、一族を隠した所、また信蕃の姫が出産した所と伝えられる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

望月町誌 第2巻 (民俗編)(望月町誌)

『望月町誌 第2巻(民俗編)』の伝説の節を抜き出したものである。旧望月町(いまの佐久市)の集落ごとに、植物・石・清水と池・岩穴と塚・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・稲荷・動物・巨人・化け物・禁忌・カッパ・地名の伝えを並べる。望月の駒と生駒姫、梅円坊の化け物退治、彦狭島王の王塚、長者原の長者、ゴマを作らない村々の言い伝えなどが見える。

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