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鷹狩山の堀切に棲むうわばみ

所在地長野県大町市八坂切久保(鷹狩山)
年代伝承(口承)
登場おしか婆さん、うわばみを見た村人
出典八坂村誌 民俗編・民俗編資料

どんな伝承か

切久保の南鷹狩山と北鷹狩山のあいだの堀切には、昔うわばみが棲んでいた。北鷹狩山の南側にはいまも蛇崩という崖がある。うわばみは清音の滝や高瀬川へ水を飲みに下り、そのたびに大嵐になったという。ある年の五月、刈敷を刈りに出た切久保の人々が雨に濡れて火にあたっていると、おしか婆さんが青ざめた顔でやって来た。皆がわけを尋ねると、たったいまそこでうわばみに出会ったと答えた。大町五日町のある人も、このうわばみに出会ってから床につき、そのまま亡くなったと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

八坂村誌 民俗編・民俗編資料

『八坂村誌 民俗編・民俗編資料』の口頭伝承の節から、伝説と昔話を抜き出したものである。長野県大町市八坂(旧北安曇郡八坂村)の大姥山と鷹狩山の山姥・金時の伝え、池の主と大蛇、城跡と長者屋敷、狐・狸・むじな・山犬・天狗・河童の話、社寺の由来、雨乞いの伝えなどを、集落ごとの聞き書きで収める。犀川の谷あいの山村に残る、山と獣と水にまつわる話が中心である。

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