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棺の中で生き返った恐山の番人

所在地青森県むつ市(恐山)
出典漂う霊があなたのまわりにいる

どんな伝承か

本州最北端、下北半島の恐山は死者の霊魂が集まる霊場として知られる。硫黄の匂いが立ちこめ、石を積み上げた賽の河原や真っ赤な水の血の池地獄がある。冬は雪に閉ざされて下山も登山もできず、霊場を守る番人がひとりだけ残る。歴代の番人はみな幽霊に遭って辞めていったが、四年間務めた老人は、誰もいない台所で茶碗の触れ合う音を聞き、参道の石灯籠の間に立つ人影や、湯治場の風呂につかる三人の霊を見たと語った。この番人自身も、亡くなって棺に納められ、葬式の最中に生き返るという体験をしている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)

『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。

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