棺の中で生き返った恐山の番人
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どんな伝承か
本州最北端、下北半島の恐山は死者の霊魂が集まる霊場として知られる。硫黄の匂いが立ちこめ、石を積み上げた賽の河原や真っ赤な水の血の池地獄がある。冬は雪に閉ざされて下山も登山もできず、霊場を守る番人がひとりだけ残る。歴代の番人はみな幽霊に遭って辞めていったが、四年間務めた老人は、誰もいない台所で茶碗の触れ合う音を聞き、参道の石灯籠の間に立つ人影や、湯治場の風呂につかる三人の霊を見たと語った。この番人自身も、亡くなって棺に納められ、葬式の最中に生き返るという体験をしている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう・昭和50年代(1975年~1979年頃推定))
漫画家つのだじろうが見聞した心霊・超常現象の紹介集。両国橋でのUFO目撃、漏電による自宅火災と予兆、映画『リング』のモデルとなった福来友吉博士の念写実験、臨終の母の霊が教室の窓外に現れる別れ、ツタンカーメンの呪い、四谷怪談の実在の田宮岩、現界と幽界をつなぐ家など、幽霊・念写・呪い・UFOにわたる事例を、守護霊や霊界の知識とともに語る。
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