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二十四時間後に生き返った京都のフグ中毒患者

所在地京都府京都市中京区
年代昭和53年2月2日号『週刊新潮』/前年クリスマスイブ
登場Aさん
出典お化けと幽霊

どんな伝承か

昭和五十三年二月二日号の『週刊新潮』に載った話。京都市中京区に住むAさん(四十歳)は、前年のクリスマスイブにフグを食べて毒に中り、病院に運び込まれた。手当ての甲斐もなく呼吸が止まり、脳死の状態になった。しかし急いで人工呼吸器に切り換えた医師の処置が適切だったため、二十四時間後にAさんは自発呼吸の能力を取り戻した。興味深いのは、その間もAさんの耳は生きていて、家族の泣き声などをすべて聞いていたことである。生きていることを知らせたくてもできず、「生き地獄でした」とAさんは語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化けと幽霊(大高興・1978年(昭和53年))

『お化けと幽霊』は、大高興が昭和五十三年に青森市の北の街社から出した、お化けと幽霊と心霊現象の解説書である。仮死からの蘇生の話や霊魂論に始まり、青森県内で撮られた心霊写真の実例、こっくりさんなどの霊界通信法、天狗・寝太り・鎌鼬などに出会った話、幽霊の存在説と否定説・分類・人相学、人魂までを扱う。問答の形でお化けを語る節や観察と記録の手引きを交え、巻末に五十音順の心霊用語集を付す。

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