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催眠で語られた汽船沈没の情景

所在地東京都台東区
年代古代〜現代
登場ラモン・ペニョーレス、沈没船で消息を絶ったとされる男
出典超心理学入門

どんな伝承か

催眠状態の超能力者が、汽船の沈没をその場で見ているかのように語った記録が残る。乗客もろとも船は猛烈な速さで沈み、語り手自身も沈んでいく。五十センチほど先にいたスペイン人が天へ両手を上げ、神と我が子の名を叫んだ。浮き上がると、直前まで数百人が救いを求めていた水面は静まり返っていたという。実験には複数の立会人が署名した証明書が添えられ、封を切っていない第二の手紙が公証人によって読み上げられた。手紙の主は偽名で乗船した政治亡命者で、瓶に入って漂着した文面から身元が確かめられた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

超心理学入門(マッシモ・イナルディ)

『超心理学入門』は、マッシモ・イナルディが著した超心理学の概説書である。用語の成り立ちと、古代の神託から J・B・ラインに至る研究の歴史をたどったうえで、テレパシー・千里眼・サイコメトリー・予知、ポルターガイストや念写などのサイコキネシスを、偶発の例と実験の方法に分けて説く。三部構成で、第三部では催眠・ヨガ・空中浮遊・エクトプラズムなど超心理学に属さない現象を扱い、末尾で心霊論とサイコ・バイ運動論の二つの解釈を比べ、著者は後者に立つ。

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