毎夜天井から下りる血だらけの足
どんな伝承か
かつて本所三笠町と呼ばれた、いまの亀沢のあたりに旗本の屋敷があった。毎晩、丑三つ時になると生臭い風が吹き、家が鳴って激しく揺れ、天井を破って血にまみれた巨大な足が下りてくる。足は洗えと叫び、言われたとおりに洗ってやればおとなしく引っこむが、放っておくと家を壊しかねない勢いで暴れまわった。耐えかねた主人が同僚と屋敷を取り替えたところ、それきり大足は現れなかったという。本所七不思議のひとつ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集