血の跡が残る劇場の開かずの間
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どんな伝承か
夕張の炭鉱町へ慰問に行ったとき、劇場の二階にある楽屋に開かずの間があった。よせばよいのに楽士や踊り子が錠をこじ開けると、かび臭い空気が充満し、吐き気を催すような部屋である。踏み込むと畳一枚に黒ずんだ血の跡がこびりつき、真上の天井板も一面に黒ずんでいた。五、六人が声を上げて飛び出す。夜中にはその部屋から苦しげなうめき声が聞こえた。下足番によれば、ある一座が泊まった際、酔った男がどすを振り回して恋敵の男優を刺し殺し、死体を天井に隠して逃げたのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
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夕張市の伝承
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