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七年続いた築城基地の幽霊さわぎ

所在地福岡県築上郡築上町(築城基地)
年代昭和36〜41年
登場監査官島田氏、久間三曹、航空自衛隊監理部員・体験者
出典日本怪談集 幽霊篇

どんな伝承か

福岡県築上郡椎田町の航空自衛隊築城基地は、元は海軍航空隊の特攻基地だった。昭和三十六年、新任の整備主任が主任室で仮睡していると、水兵服の男が夢に現れ「わたしはプロペラにはねられて死んだ者だ」と語った。以来、パイロット宿舎や指揮塔、来客宿舎など六か所で幽霊に苦しめられたという報告が続いた。監査に訪れた島田防衛庁空幕監査官は自ら出るという寝台を選んで寝、ベッドが揺れて胸を押さえられ、冷たい足のようなものが下から入ってきたと報告した。騒ぎは七年続き、お祓いは三度行われたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・1969年(昭和44年))

『日本怪談集 幽霊篇』は、今野圓輔が昭和四十四年に編んだ幽霊体験談の集成である。新聞・雑誌・単行本や民俗の報告、編者自身の採集から、影や物音、人魂、生霊、死の知らせ、皿屋敷、戦死者の霊、船幽霊、タクシーに乗る幽霊など、日本各地の人びとが見聞きした怪異を、作家の創作を除き原文を尊重して再録する。十章に分けて各章の頭に編者の解説と注を置き、巻末に産女や子育て幽霊を論じた「幽霊外伝」と木原浩勝の解説を付す。

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