全身を凍らせるお化けの冷たさ
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どんな伝承か
お化けがどれくらい冷たいものであるかは、実際に出会った者でなければ分からない、と著者は書く。著者の場合は夏の午前三時三十分、ベッドに寝ていると、寒いんです、とても寒いんですと言いながら、お化けが左の脇腹へ音もなくシューッと入ってきた。思わず言葉にならない叫び声を上げてしまった。その冷たさは、素っ裸で氷風呂に投げ込まれたようで、全身が一瞬で凍りそうであった。もしお化けの体だけが冷たいのであれば、触られた左上半身だけが冷えるはずなのに、なぜ体の隅々まで息の止まるほど冷えたのか。お化けの持つ霊気が冷気を呼び、あたり一面を瞬時に冷却させるためではないかという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けと幽霊(大高興・昭和53年(1978年)8月5日発行・北の街社(青森市))
青森市在住の医師・大高興が昭和53年に北の街社から刊行した、お化け・幽霊・心霊現象の総合啓蒙書。
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むつ市の伝承
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