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子供に勝ち続ける丘の童子

所在地宮城県黒川郡大郷町粕川(童子林)
年代近世〜近代
登場不明
出典宮城県史 民俗編

どんな伝承か

黒川郡粕川村の前沢田と後沢田との境あたりに、童子林と呼ぶ丘がある。昔、この丘には、どこから来るのか身元の知れない五、六歳ほどの可愛い童子が時々やって来て、その部落の子供たちとよく遊んでいたという。角力でも駈けっこでも木登りでも、年上の子供にさえ負けたことがなく、そしていつの間にか、どこへともなく帰って行った。そこで人々はそのあたりを童子林と呼ぶようになったと伝えられている。『郷土の伝承』の遠藤信太郎氏の報告による。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮城県史 民俗編(茂木徳郎(「妖怪 幽霊」の章)・宮城県史シリーズ)

『宮城県史 民俗編』は宮城県の県史の民俗編で、ここに収めるのは茂木徳郎が執筆した章「妖怪 幽霊」である。山・道・木・水・海・雪・家など出現の場所による分類に沿って妖怪変化を論じ、幽霊とヒトダマ・死霊・生霊の観念を考えたうえで、県内の妖怪・幽霊・動物変化の伝承を郡・町村名を添えて集める。序説・本論・事例篇・参考の順に並び、序説では昭和二十四年の迷信調査と昭和三十年のNHK仙台中央放送局の調査にも触れる。

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