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黴菌をまくと語った和歌山の邪霊

所在地和歌山県和歌山市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵

どんな伝承か

先年、和歌山市のある人に邪霊が憑き、いろいろとしゃべったことがあった。その邪霊は、自分は伝染病がはやるときに黴菌をまき散らして回ることがある、と語ったという。

原典より

又先年和歌山市の某に憑いた邪霊が、種々に饒舌をした時に、自分は、伝染病の流行するときに、黴菌を撒き散らして廻ることがある云々と言つたさうだ。—— 幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談)

『幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵』は、岡田蒼溟による霊怪の事例集である。祟る石、出雲の瀧姫行者、神西湖の妖怪、但馬の抜け首、黄金の精、海の牛鬼、天狗などの怪異を、著者自身の見聞や知人の談話、古い文書からの移載によって集め、明治・大正期の出雲や松江周辺の事例を多く含む。項目によっては【解題】や註を添え、事例の後に「第二編」と附録の「天狗考」を続け、巻末の「解説の欄」で生霊・疫神・物体の飛来などを心霊研究の立場から論じる。

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