邪霊だらけと告げられた家
どんな伝承か
霊媒の実験に懲りた著者は、自分の目で確かめられる霊による治療へ立ち返ろうと考えた。折よく来日したインドネシアの指導者フセイ・ローフェに師事し、その秘法を習い始める。ローフェは初めて著者の家を訪れたとき、あたりを静かに見回し、なぜこんなに邪霊ばかりいるのか、不用意な心霊実験で高い霊を無視した結果だ、早く浄めなければ立ち直れなくなると告げた。秘法はムハマッド・スブーが伝えるもので、術者は病者に触れず一メートルほど離れて行う。ローフェは入神すると突然、魂に沁み入るような声で歌い出したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私の心霊術(長田幹彦・昭和中期(1940年代~1950年代推定))
幼少期の地獄極楽のぞきからくり(私の心霊術)/心霊術と降霊の実演/作家長田幹彦の心霊体験/交霊と幽霊との接触/明治〜昭和の心霊文化