命を助けた女の子との奇妙なランデブー
どんな伝承か
大正5、6年ごろ、語り手が中学3年生の時期に、家族が葉山の堀内に別荘を持ち、毎年夏に2ヶ月間滞在するのが習慣だった。その時、友人たちと一緒に森戸神社の近くで過ごす中で、後に命を救うことになる女の子と出会い、その後の奇妙な再会へと繋がっていく。
原典より
ぼくが中学校の三年ぐらいのころ、うちの別荘が葉山の堀内というところにあって、うちの者そろって、毎夏二カ月を、そこですごすのが習慣になっていた。—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・1974年(昭和49年))
『お化けについてのマジメな話』は、平野威馬雄が昭和四十九年に著した幽霊とお化けをめぐる随筆である。自ら主宰する「お化けを守る会」に寄せられた体験談や、大阪の毎日放送のラジオ番組で聴取者が電話で語った話を軸に、前世や霊媒・降霊実験など海外の心霊研究、井上円了の妖怪論、古い記録に見える犬神などの憑きものを取りあげる。体験談から死後の世界、お化けを呼ぶ方法、昔のお化けへと進む八章立てで、巻末にあとがきを置く。