小樽の古代文字と渤海の伝説
どんな伝承か
日本にも古代文字と呼ばれるものがあるとして、小樽の古代文字の話が語られる。これを読んだのは中目覚という人で、大軍を率いて日本に攻めてきたと書いてあるという解釈を示した。のちの天皇が皇太子だったころ小樽に立ち寄った際、この古代文字について説明したことから、その説は揺るぎないものとして定着してしまったという。もっとも金田一京助などは嘘だと退けている。攻めてきたのは渤海ではなかったかと座は語り合い、北の地も資源が豊かで古代から栄えていたのだろうと結んだ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編)・MF文庫ダ・ヴィンチ)
『私は幽霊を見た――現代怪談実話傑作選』は、東雅夫が編んだ怪談実話のアンソロジーで、メディアファクトリーのMF文庫ダ・ヴィンチの一冊である。平山蘆江・火野葦平・佐藤春夫・徳川夢声・遠藤周作・柴田錬三郎から石原慎太郎・新倉イワオ・稲川淳二まで、作家や文化人が自ら見聞きした幽霊や怪異を書いた文章を集める。目次には二十三篇と編者解説が並び、水木しげる・山田野理夫・桝井寿郎の座談「怪談詮議」や中岡俊哉「イタコの謎を追う」の抄録も含む。