巻之十-不思議に神像を得し事
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どんな伝承か
武州比企郡、村名は忘れたり、壱人の百姓畑を穿ちしに、ひとつの古鏡を掘出せり。其大さ三、四寸も可有之や。是を其家の神棚へ据置祭祀をなせしに、其後其家の小児不思義に神降の如き事のみありて、人の吉凶を云当る事神の如し。近隣驚て是を尋るに、彼鏡へ向
出典の文献について
耳嚢(みみぶくろ)(根岸鎮衛・江戸随筆・怪異・寛政〜文化(江戸後期))
江戸後期の旗本・町奉行 根岸鎮衛が三十余年にわたり書き留めた随筆『耳嚢』全十巻を、各話事例単位で全件再抽出(旧150話の主要抽出を破棄し全話に再抽出・上書き)。市井で見聞した怪異譚・幽霊話・狐狸蛇など動物の怪・祟りと因果応報・奇病と治病/民間療法・予兆や怪火怪音・奇石異物の不思議、加えて盗賊や詐欺など江戸の世相・奇人奇行・吉宗公らの逸話を、軽妙な筆致で収める。
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