手まりをつく少女
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どんな伝承か
昭和三四年七月末の夜半すぎ、昭島市宮沢町のYさんが八トン積みの大型ダンプで八王子から昭島市へ向かっていた。八王子駅から北へ約五キロ、滝山城址ハイキングコース入口の左入切り通しにさしかかると、雨の降りしきる道路の真ん中で少女が手まりをついている。警笛を鳴らして急制動したが間に合わず轢いてしまい、車を降りて調べたが轢死体も血の跡もなかった。戦前、この切り通しの道路拡張工事のとき、父を訪ねて来ていた娘が土砂崩れの下敷きになって死に、工事が急がれていたので埋まったまま道路が造られたという。昭和三四年の長雨で再び土砂崩れが起こったとき、少女の白骨死体が出た。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
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八王子市の伝承
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