福来友吉
どんな伝承か
福来友吉は明治二年十一月三日、飛騨高山に福来甚吉・よう夫妻の二男として生まれ、斐太中学を経て仙台の第二高等学校に進んだ。東京帝国大学哲学科で心理学を専攻し、明治三十二年の卒業後も心理学教室に残って研究を続けた。明治四十三年、熊本の御船千鶴子の透視能力を実験したことが転機となり、心霊研究へと大きく舵を切ることになる。晩年、財団法人福来心理学研究所が仙台に設立され、生地の高山市城山公園にも照蓮寺の好意により福来博士記念館が昭和三十一年九月に建てられた。
原典より
日本における心霊研究の草分けで、**念写の発見者として世界的に著名**。—— 新心霊科学事典 ― 人類の本史のために(田中千代松(編)・心霊科学・超心理学 事典・1984年(昭和59年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新心霊科学事典 ― 人類の本史のために(田中千代松(編)・心霊科学・超心理学 事典・1984年(昭和59年))
『新心霊科学事典――人類の本史のために』は、田中千代松が一九八四年に編んだ心霊科学の事典である。十九世紀半ばのハイズヴィル事件に始まるスピリチュアリズムと心霊研究・超心理学の用語、国内外の研究者・霊媒・研究団体を、多くの寄稿者の執筆による項目で解説する。巻頭の論説「人類の将来」、五十音順の「現象編」と「人物・組織編」、巻末の「総括と展望」とあとがきから成る。